宅配業

軽貨物業を始めて約半年が経過

デリバリーイメージ画像

50代でのセミリタイア決行を目標に準備を進め、2021年8月に30年間勤めた会社を55歳で退職しました。

※セミリタイアに至るこれまでの経緯については以下を参照ください

これまでの経緯


しかし、事情により十分なセミリタイア資金が準備できない中での退職となり、あてにしていたブログ収入も当面は目標に届きそうにないことから、ついに約半年間の無労働期間を終了して個人事業主として頑張っていくことになりました。

そして、今年の1月から出前館のフードデリバリーサービスとアマゾンフレックスでの宅配業を始めました。

7月末で軽貨物業を始めて約半年が経過

今回は軽貨物業を始めて約半年が経過した時点の状況について紹介します。

ほぼ出前館・ウーバーイーツのみでの稼働

アマゾンフレックスでの稼働を考えて軽バンを購入したのですが、諸々の事情によりアマゾンフレックスでの稼働を早々に断念し、結局フードデリバリー(出前館・ウーバーイーツ)のみでの稼働となっています。

『フードデリバリーの配達だけで食べていけるの?』

と思われる方も多いかもしれませんが、今はなんとか生活できるくらいの稼ぎは得られています。

地方配達員の実績紹介

ではどのくらい稼げているかですが、ツイッターなどで月間の収入などを公開している方もいます。

多くは都会の割と稼ぎやすいエリアで稼働している方で、月あたり100万円とか稼いでいる方は1日16時間以上稼働していたり、一部だとは思いたいのですが、中にはルール違反やいかさま行為をして多くの収入を得ている方もいるようです。

何れにせよ収入に自信があるから公開しているわけで、配達員の平均的な稼ぎがどのくらいなのかは誰にもわかりません。

ここでは50代の特に優秀でもないおっさんがルールに沿って稼働した場合どのくらい稼げるかについて紹介します。

  • 稼働エリア:3大都市圏以外の地方都市
  • 稼働日数:月あたり26~27日(月あたり4日ほど休み)
  • 1日当たりの稼働時間:8-10時間(11:00~7:00-9:00)
  • 閑散期で月あたり30万円強・繁忙期で40万円台後半

半年が経過して思ったことは、フードデリバリー配達だけでも意外と稼げるです。

私の場合はこれプラス月平均10万円程のブログ収入があります。

それでも年収ではサラリーマン時代より若干少ないですが、下の子が就職して大学の学費などの支払いが減ったこともあり、トータルでは生活レベルを下げることなく暮らしていけてます。

サラリーマンに戻りたいか

昨年の8月に会社を退職して約1年が経過します。

収入面では特に不満はないのですが、休みからするとサラリーマン時代に比べて極端に減っています。

サラリーマンの場合は休んでいても収入が入る有休があり、私のサラリーマン時代は年間約120日プラス有休で135日くらいは休んでいましたので、休みは大幅に減った(今は月あたり4日程度しか休んでいませんので年間に換算すると48日)ことになります。

休みが減ったのに収入がほとんど同じということは労働対収入効果からすると半分以下ということになりますので、大きく損をしていることになります。

じゃあサラリーマン時代に戻りたいかというと全くそうは思いません。

世の中数多ある職種でその収入や社会的地位は精神的・肉体的負荷に比例しているといったことをyoutubeで見たことがあります。

まさにその通りで、私は最底辺の仕事はフードデリバリーの配達員だと思ってます。

それゆえ、精神的・肉体的なトータルの負荷はサラリーマン時代に比べて各段に低いと実感しています。

(最近、エッセンシャルワーカーの職種を多くあげて底辺職種などと表現したおバカなを記事を掲載し、炎上した3流就職サイトがありましたが、あれは論外ですが、、、実は炎上を狙ってこの記事を掲載して、自らSNSなどで広めていたりして。そうだとすると、それこそ迷惑な行為をユーチューブにあげて閲覧数をあげようとする炎上・迷惑ユーチューバーと同じ最底辺サイトですね。)

今日働く働かないは自分がそれこそ分単位で誰の干渉も受けずに決めることができます。

例えば、今日奥さんとランチドライブの予定だったんだけど、朝起きたら天気が思わしくないので別の日に替えて今日は稼働するなど思いのままです。

家族に感謝

ただ一つ申し訳ないのが私がフードデリバリーの配達員を生業にしていることで家族に肩身が狭い思いをさせるのではないかといった心配があります。

幸い奥さんが夕飯を作るのがしんどい時、私がテイクアウトを買って帰るのですが、当然保温バックに入れてアツアツの状態で持ち帰り、『お待たせいたしました。出前館です!』と言って帰ると、奥さんは『出前館さんありがとうございます!』と迎えてくれます。

世間体を気にする奥さんなら即離婚の危機に瀕する可能性もある転職だったと思いますが、当然誇りには思っていないにせよ、私がストレスなくこの仕事をできているのならと受け入れてくれている、我が家の奥さんや子供たちに感謝しています。

あと何年もつか

私にとってアマゾンフレックスは全く割に合わないものでしたが、幸いフードデリバリーの方で頑張れそうですのでこちら1本で頑張っています。

しかし、私がこの仕事を始めて半年ですが、この間だけでもフードデリバリー業界の方針は大きく変わってきています。

ウォルトの報酬引き下げ(私はやっていませんが)、出前館の一律同額報酬から距離制への変更、大きな運用ルール変更など目まぐるしく変わってきています。

噂では、来年くらいには私たちのような個人契約はお払い箱になり、法人に雇われている時間制で働いている配達員のみになるのではないかともいわれています。

実際、出前館はオファーを直接雇用のアルバイトや法人にまず流して、そのおこぼれを私たち個人契約の配達員が拾っている流れで、日を追うごとにその傾向は強くなっているように感じます。

気楽な稼業ではありますが、それゆえ明日がどうなるか全くわからないフードデリバリーの配達員。

あと数年なんとか持ってくれないかとは思っていますが、ブログ運営の強化・ほかの働き方も検討中です。

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