突然ですが近く会社を退職することになりました。
既に嫁さんの同意ももらい、上司にも報告済みであと数か月で一旦セミリタイア達成となります。
リタイア資金は想定していた額には全く到達していないのですが、突然の退職決行に至った経緯について紹介します。
私のセミリタイアの条件
突然の退職に至った理由
セミリタイア決行の条件が揃わない状況で退職に踏み切ることになった理由は二つありまして、一つは別で紹介しています雇用保険の失業手当に関係しています。
私は今、別で運営しているブログで少ないながらも副収入を得ています。
会社を退職した後、次の働き方を決めるために失業手当を受給する予定なのですが、この副収入の額が一定額を超えてしまうと失業手当が受給できなくなってしまうことを知りました。
失業手当が受給できる今のうちに一度退職する
ブログ運営の収益は増やしたいけど、増えすぎると失業手当がもらえなくなというなんとも悩ましい状況なのですが、色々考えた結果ブログ収入がまだ少なく失業手当への影響が少ない今のうちに退職することにしました。
リタイア資金が十分確保できていない状況で退職するのはとても不安なのですが、退職後失業手当を受給している間ブログ運営を頑張って、その結果次第で今後の働き方を決める予定です。
もう一つの理由
もう一つはここでは初めて紹介しますが、通勤距離と時間による体へのダメージです。
私は長年、車で往復数時間かけて今の会社に通勤してきましたが、年を取るとともに体へのダメージ(腰痛)が大きくなってきました。
あと数年なんとかと思って頑張ってきたのですが、50歳を過ぎたところから年を追うごとにダメージが大きくなってきて、働くにしてももう少し近くで働きたいと思っていました。
実はうちの奥さんがこの無謀な退職をOKしてくれたのもこれが大きいです。
今後について
当初はセイミリタイア資金を準備するか、退職後の収入源を確保(ブログ運営)して足りない分をアルバイトなどの時短労働で収入を得ながら年金受給まで生活する予定でした。
しかし、リタイア資金もブログ運営の収益も十分確保できない状況での退職になります。
今後はブログ運営の収益にかかってくるわけですが、ブログの収益は明日がわからない世界ですので、ブログ運営等で確保できる収益次第で実労働は以下を選択する予定です。
- 収益が激増⇒フリーランス専業(プラスアルバイトをするかも)
- 収益が増えた⇒アルバイトなど時短労働(←本来目指していたポジション)
- 収益が横ばい微増程度⇒以前紹介しました契約社員(セミリタイア後の仕事候補)などアルバイト以上の収入が見込める労働
- 逆に収益が激減⇒正社員として再就職
正社員の場合、セミリタイアにはなりませんが、リタイア資金が十分に準備できていない状況で退職するわけですから相応のペナルティーは覚悟する必要があります。
今後の状況次第ではセミリタイア未達成の可能性もある
というわけで、一応退職はしますが、セミリタイア達成といえるかどうかは今後次第ということになります。
よって、退職後の状況は【仮セミリタイア】になります。
正社員としての仕事ですが、そんなに簡単に正社員の仕事が見つかるわけないだろと思われるかもしれませんが、私の職種は少し特殊でして贅沢を言わなければおそらく見つかると思います。
私は以前に転職活動をしていて、結果は全敗だったのですが、これは希望年収など現状維持希望で活動していたのもあります。
もし、再度正社員として働くとなるとハードルを下げて求職活動をするつもりですので、どこか見つかると思っています(楽観的)。
失業手当受給中の生活費と社会保険料
退職後しばらくは失業手当を受給しながら生活するわけですが、今後のスケジュールについて簡単に紹介します。
退職の時期は夏ごろでそれから失業手当の受給申請になります。
私の場合は自己都合での退職ですので2か月の給付制限期間(去年までは3か月間だった)の後、150日分受給することになりそうです。
失業保険受給中はどうしても収入が減りますので、貯めたリタイア資金を充てます。
また、受給期間中の社会保険ですが、健康保険は任意継続か国民健康保険、年金は国民年金の加入になり、保険料は普通に支払うとざっと月当たり4-5万円以上の負担となりかなり家計を圧迫します。
これについては、健康保険も国民年金も保険料の減免制度がありますので、近く役場に問い合わせをしてみます。
一つ不安なのが健康保険で、けがや病気で長く働けなくなった時の傷病手当金が国民健康保険はそもそもこありませんし、任意継続も対象外になってしまいますので、民間の就労不能保険などへの加入も検討する必要がありそうです。
その他、税金関係では確定申告もしないといけませんし、住民税は自分で支払いをしないといけません。
当分は色々忙しそうです。
無謀かもしれませんが
十分なリタイア資金が準備できない状況でリタイアに踏み切るのはかなり危険ですが、うまくいかなかった場合は転職して60歳まで働くことで対応します。
更に厳しい状況になれば60歳以降もがっつり働き、セイミリタイアどころではなくなってしまうのですが、退職のタイミングは今がベストだと考えています。
また、本意ではないのに私の決断に同意してくれた嫁さんのためにも頑張っていきたいと思います。
今後の各種手続き・イベントなどについては体験談として紹介していく予定です。