2021年8月に遂に30年間勤めた会社を退職しました。 事情により目標とするセミリタイア資金もセミリタイア後の十分な収入源(ブログ運営など)も十分確保できていないまま退職することになりましたので、一旦は退職しましたが、今後の状況次第では再就職してがっつりフルタイム労働が待っています。 今後の収入源の中でも最も期待しているのがブログ運営(別で運営しています)なのですが、ここでは今のブログ運営の状況について紹介したいと思います。 ※今までの経緯については以下を参照ください。
今までの経緯
ブログの運営状況
本来セミリタイアはフルリタイアより少ない資金でリタイアして、短時間労働でその穴を埋めながら生活していくスタイルです。 しかし、私が準備できた資金は目標とする額に対して約20%程度(!)でして、その穴を埋める収入源としてブログでの収益(←?)を考えています。
通常のセミリタイアプラン
私のセミリタイアプラン
退職決定後のブログ運営の状況
7月上旬から有休消化に入りましたので、実質仮セミリタイア生活が始まって既に2か月が経過しています。 基本毎日がホリデーですので、ブログの更新作業に充てる時間は十分確保できてはいます。 日々一定の時間を割いてブログ更新を行っていますが、ブログの収益というものは即効果が表れる場合もありますが、ほとんどは数か月から半年後に効果が現れます。
退職決意~8月までの収益状況
昨年の年末にあと少しで6桁達成できそうな状況まできていましたが、あれから8か月が経過した現在でもまだトータル収益は5桁のままです。 3月の決算期で惜しいところまで行きましたが、4月以降は6桁どころか6桁の半分をやっと超える程度で低空飛行を続けていました。 元々別で運営しているブログは4月から8月くらいまでは収益が落ちるのですが、それにしても想定していた収益に対して大幅未達な状況が続いていました。
9月に入って収益が増加
しかし、8月末あたりから訪問してくださる方が増加し始め、9月に入って少しずつではありますが収益が増加しています。 9月の約1/3が経過した10日現在で発生収益が6桁も見えてくるところまで増加してきています。 昨年のデータをみてみると、9月から徐々に収益が増えて11・12月でピークを迎える流れでしたので、9月が未達だったとしても、おそらく10-12月のどこかで6桁は達成できそうです。
私が別で運営している特化型ブログについて
私が収益源としています、別で運営している特化型ブログについて紹介しておきます。
特化型ブログの概要紹介
この特化型ブログを開設したのは2019年の10月なので、今年の9月でちょうど2年になりました。
先ずは、特化ブログの概要について紹介します。
特化型ブログ概要 | |
---|---|
ブログカテゴリー | 趣味関係 |
ブログ開設 | 2019年10月 |
ブログサービス | WordPress(無料テーマ) |
ドメイン | 独自ドメイン取得 |
総記事数 | 約340記事(21年8月末時点) |
月間PV | 約3.5万PV |
収益 | 諭吉さん7枚程度 |
SNS | 利用無し |
※10月に初めて収益が6桁を達成しました。⇒ブログ運営状況9-10月
利用している各種サービス
次にブログを始めるために必要なものと手順を簡単に紹介します。
準備するもの
先ずは準備をするものについて紹介します。
私が使っているブログサービス『ワードプレス(WordPress)』を使ってブログ運営をするケースで紹介します。
ブログ本体(ワードプレス) | 各記事を書くブログ本体 |
レンタルサーバ | ブログ本体を格納するレンタルスペース |
独自ドメイン | レンタルスペースに割り当てられた住所を簡潔に表現した屋号みたいなもの、世界で唯一のもの |
アフィリエイトサービス登録 | ブログで紹介したい広告を提供してくれるサービス |
以上の4つを用意すればブログ運営(収益化)の準備は完了です。
因みに無料で提供されているブログサービス(はてなブログなど)の場合は、ブログ本体・レンタルサーバ・ドメインがセットされていますので無料登録さえすればすぐにブログを書き始めることができます。 一方、ワードプレスの場合はブログ本体のみ(こちらも無料)の提供ですので、別途レンタルサーバーとドメインを準備する必要があります。 なぜ私が準備が面倒なワードプレスを使っているかについては下で紹介します。
ワードプレスを使ったブログ開設の流れ
準備するものについて紹介する前にワードプレスを使ったブログを開設するまでの流れについてざっと紹介しておきます。
step
1ブログサービスを決める
step
2レンタルサーバーを契約
step
3独自ドメインを取得する
step
4ワードプレスをインストール
ブログサービス
先ずはブログサービスについてです。
国内のブログサービスのツートップははてなブログとワードプレスです。 はてなブログなど無料のブログサービスは上のブログ本体、サーバー、ドメインがセットになっていますのでとても簡単に始めることができます。
私も最初ははてなブログで記事を書いていましたが今はワードプレスに変更しています。
なぜはてなブログからワードプレスに変更したか
なぜ私がワードプレスに変更したのかについて理由を紹介します。
はてなブログは、無料登録さえすればすぐに記事を書き始めることができるためとても手軽です。
私もこの手軽さから、はじめははてなブログを使っていましたが、少し慣れてきてデザインや機能をカスタマイズしたいと思った時の自由度がとても低く不便を感じ始めました。
見た目だけなら良いのですが、訪問者にわかりやすい機能を追加したいと思っても、その機能を追加するには私にとっては結構ハードルが高かったりしました。
当時、ワードプレスの存在自体は知っていたのですが、ワードプレスはブログ本体のみ無料提供されるため、自分でサーバー・独自ドメインを準備する必要があります。
その辺が面倒そうなので、ワードプレスを使わなかったわけですが、訪問者を増やすために、もっと自由にカスタマイズしたいという思いの方が強くなり、思い切ってワードプレスに移行したというわけです。
最初は戸惑いましたが、以下で紹介しますレンタルサーバー(私の場合はさくらインターネット)のサポートセンターやワードプレスユーザーの方が公開している各種設定方法などの情報を参考にすると意外とあっさりと設定出来ました。
慣れてくるとカスタマイズ性が高く、ITリテラシーが低い私でも色々な機能(プラグインといいます)が手軽に利用できるようになり、とても満足しています。
面倒でもワードプレスからスタートした方がかえって効率的
私の場合、はてなブログである程度訪問者が増えてからワードプレスに移行したため、既にGoogleにインデックスされているはてなブログのアドレスをワードプレスのアドレスに転送設定する必要があったのですが、はてなブログは色々制約が多く移行作業にもかなり手間取りました。
この作業を【リダイレクト設定】というのですが、はてなブログからではかなり苦労しました。
以上の経験からアドバイスすると、今後本格的にブログを始めたいと考えている方は、WordPressでスタートする方がかえって効率的だと思います。
また、最近ではブログを書いている方の半数近くがワードプレスを使っていますので、各レンタルサーバーも簡単にワードプレスのインストール・設定がしやすいよう工夫してくれています。 以前に比べるとより簡単にワードプレスでのブログ運営をスタートすることが可能です。
サーバと独自ドメイン
次にレンタルサーバとドメインです。
上でも紹介していますが、はてなブログなど無料のブログサービスは、会員登録さえすればブログ本体やサーバ・ドメインの全てを用意してくれますが、ワードプレスの場合はブログ本体のみの提供ですのでブログを格納するサーバーとサーバーの住所に当たるドメインの二つを用意する必要があります。
結構大変そうと思うかの知れませんが、各レンタルサーバーは、ブログシェアNo.1のワードプレスを使ってのブログ設定がしやすいように色々工夫してくれています。
私が利用しているさくらインターネット (東証一部上場企業です)という会社も、管理画面からワードプレスのインストールから設定・独自ドメインの取得ができるようになっています。
さくらインターネットでワードプレスを開設するまでの流れ
さくらインターネットでワードプレスを開設するまでの流れについて簡単に紹介します。
- さくらインターネットでレンタルサーバを契約する(スタンダードプランで524円/月から)
- 同じくさくらインターネットの管理画面から独自ドメインを取得しサーバに紐付けする
- さくらインターネットの管理画面からワードプレス本体をさくらのレンタルサーバにインストール
- ワードプレスの設定(こちらもガイダンスに沿って行えば簡単です)
※設定で困った時などさくらインターネットのサポートセンターもありますし、ワードプレスもさくらインターネットも利用者が非常に多いサービスです。各ユーザーの方がネットで各種設定でつまずいた個所などについて詳しく紹介されています。
ワードプレスをとても簡単に始めることができるレンタルサーバー
さくらインターネットでも管理画面からワードプレスのインストール・独自ドメインの取得ができるのですが、それぞれの設定を別々に行う必要があります。 初心者からするとこれが結構つまずくポイントなのですが、サーバー契約からワードプレスのインストール、独自ドメインの取得・設定をワンストップで提供してくれているサービスがあります。
それはエックスサーバーが提供する『WordPressクイックスタート』です。
私もさくらインターネットで初めてブログ開設をするとき全てを一元化してくれるサービスがあればもっと楽でいいのにと感じていましたので、これは初心者にとっては助かるサービスです。
より簡単にワードプレスを始めたいと考えている方は一度チェックしてみてください。
トップページ →『ワードプレスブログの始め方』にアクセスしてスタートします。
ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)
そして、最後にブログを書き進めてある程度訪問者が増えてきたら、是非紹介したいと思った商品やサービスの広告をブログ内に貼り付けます。
広告を貼り付けるためには、各企業の広告を提供してくれているASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)というサービスと提携する必要があります。
私が利用しているアフィリエイトサービス
私が利用しているASPは以下です。
バリューコマース | 国内初のASPです。東証一部上場企業でYahoo!ショッピング/PayPayモール含む三大モールと提携可能。 |
A8.net | 公告数・登録者数共に国内最大でこちらも老舗のASPです。 |
アクセストレード | こちらも老舗ASP。上の二つのASPで扱っていない公告も多いです。 |
もしもアフィリエイト | 3大ショッピングモールと提携可能です。なかなか通らないといわれているアマゾンアソシエイトとも提携しやすい。 |
グーグルアドセンス
あと一つASPではないのですが、Googleが提供している『グーグルアドセンス』というサービスがあります。 ASPの場合、提供している公告をクリックして商品を買ってもらったり、サービスなどに申し込んでもらって初めて成果が発生するのですが、アドセンスの場合は、公告が掲載されているページを表示する・公告をクリックするだけで成果が発生します。
このグーグルアドセンスはネットでは審査が非常に厳しいといわれていますが、私ははてなブログで何度か申請して落ち続けていたのですが、ワードプレスに変更して1回目の申請であっさりと通りました。
ワードプレスはグーグルアドセンスのポリシーとの親和性が高いのでしょうか。
クローズド型ASP
あとは、上で紹介していますオープン型ASPと違い、クローズド型といって、ASP側からお誘いをいただかないと提携できないASPがあります。 お誘いを受ける基準は、あるキーワードで上位に表示されている・訪問者数が一定数以上あるなどのようです。 私は2社と提携していて、ある程度絞られたブログ運営者とのみ提携することで、報酬単価が高く設定されていますので、ぜひ提携したいサービスです。 因みにこの2社はフェルマ(ロンバード)とレントラックスです。
失業手当問題
ブログ収益の課題に加えてもう一つの問題があります。 それはあまりブログの収益が増えすぎると失業手当がもらえなく可能性があるという相反した問題です。 先日ハローワークで失業手当の申請を行い、11月~22年3月の期間での受給が決定しました。 ハローワークの担当の方からは、ブログ収入の扱いは、初めてハローワークを訪れた日以降に発生した収益が対象で、実際に振り込まれた金額をもとに判断するということを言われました。 ブログ収益の振り込みは4-6か月先(一部グーグルアドセンスなど翌月払いもありますが少額)になりますので、失業手当に影響するのは9-10月までの収益になりそうです。 ブログの収益が増えてくれるのは嬉しいことなのですが、10月末までは少し抑え気味でお願いしたいところです。
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セミリタイア後の収入源としてはまだまだ全然足りません
9月に入って少し収益増加の兆しが見えてきて『やっと増えてきた。』と一安心しているところではあるのですが、セミリタイア後の収入源としては全く足りません。 検索結果など外的要因で大きく変動するのがブログ収入です。 検索順位が下がるなどして収益が半分以下になってもしばらく耐えることができる収益確保を急ぎたいところです。 これを増やさないと来年のフルタイム労働が待っていますので。