個人事業主で再出発(22年1月~)

サラリーマンと個人事業主比較

転職イメージ2

50代でのセミリタイア決行を目標に準備を進め、2021年8月に55歳で30年間勤めた会社を退職しました。

退職後、約半年の仮セミリタイア生活を経て、今年の1月から個人事業主として頑張っています。

ここまでの経緯

ざっとここまでの経緯を紹介しますと、

セミリタイア生活に憧れ準備スタート⇒下の子の就職を機に仮ながら55歳でセミリタイア生活突入!⇒当初目論んでいたブログ収入が思ったより増えず別の稼ぎ口を模索⇒個人事業主としてブログ運営と宅配業で4年間稼ぐぞ!(←いまここ)

※セミリタイアに至るこれまでの経緯については以下も参照ください

これまでの経緯


しかし、事情により十分なセミリタイア資金が準備できない中での退職となり、あてにしていたブログ収入も当面は目標に届きそうにないことから、ついに約半年間の無労働期間を終了して個人事業主として頑張っていくことになりました。

そして、今年の1月から出前館のフードデリバリーサービスとアマゾンフレックスでの宅配業を始めました。

サラリーマンと個人事業主を比べると

今年の1月から個人事業主として再出発したわけですが、色々なことでサラリーマン時代の頃と比べてしまいます。

個人事業主は始めたばかりではありますが、今回は私が感じたサラリーマンと個人事業主としての宅配業の比較をしてみましたので紹介します。

対人ストレス

私が生業としているブログ運営と受託の宅配業に限ってのことですが、圧倒的に個人事業主に軍配が上がります。

ブログ運営は当然ですが、宅配業の方も私が受託している出前館に限ってのことなのかもしれませんが、全くと言っていいほどありません。

私がお世話になっている出前館の拠点の方も私の案件の受け方について全く何も言いません。

用事がある時など、ピークタイムで鳴り響いている最中でも業務を終了したことが2度ほどあったのですが、翌日代引きで受け取ったお金を渡す時、『あの時急に抜けられて困りましたよ。』なんてお小言を頂戴するのかと思ったのですが、一切仕事の受け方について触れられたことはありません。

強いてあげるならお届け時間を過ぎても料理を出してくれないお店に対してはかなりイライラしますが、これはどうしようもないことで誰が悪いわけでもありませんし、慣れてくるとピークタイムに待たされるであろうお店がわかってきますのでそのようなお店を避ければいいだけです。

あと、渋滞しているときもイライラすることはありますがこれは対人ストレスとは違いますね。

時間給

フードデリバリーやアマゾンフレックスなどでよく話題になる時間給ですが、私が行っている宅配業vsサラリーマンに限るとこれはサラリーマンの圧勝です。

よくツイッターなどでフードデリバリーのインセンティブを含めた時給換算の額をあげている方がいますが、サラリーマンは禁じ手(?)有給休暇があります。

働かなくても給与が発生してしまっています。

労働時間ゼロ⇒分母がゼロなのに給与が発生するということは時間給は無限になります。

まあ、有休を除いたとしても時間給についてはサラリーマンの方が断然高いです。

経費

よくサラリーマンが自営業者は色々経費で落とせていいよねって言いますよね。

私もそう思っていました。

でも個人事業主の場合、これは経費で計上できる・これはできないといちいち選別して、これはどうだろうと頭を悩ますことも多々あります。

間違えて経費計上すると最悪、税務調査の対象になるリスクもあります。

一方、サラリーマンは何もしなくても年末調整の『給与所得控除』で結構な額を経費として削除してもらうことができます。

私のような個人事業主が何でも経費計上できるわけではありませんので、何もしなくても自動で結構な額を経費削減してくれるサラリーマンの方がよいと思います。

社会的信頼度

別記事でも紹介していますが、こちらはサラリーマンの圧勝です。

以前勤めていた会社は地元では優良企業とされているところでしたので、ローンを借りる・カードを作るなど特に気にしたことはありませんでしたが、個人事業主となると社会的な信頼度はかなり低くなってしまうようです。

しかも、私がやっている仕事はネットビジネスとギグワークですのでローンなどは殆ど通らないのではないでしょうか。

あと約4年だから個人事業主を選択した

思いついた項目についてサラリーマンと個人事業主として行っている宅配業で比較をしてみました。

私にとって対人ストレスのウエイトが最も重要でしたので、この部分については個人事業主として宅配業をスタートしたことは正しい選択だったのかなとは思っています。

但し、精神面を除く身体的(安全面含む)な負荷に対する対価としては圧倒的にサラリーマンンの方が優れています(これも職種によりますが)。

また、病気やケガで働けなくなった時のリスクに対しても、サラリーマンは有休・積休や傷病手当などですぐに収入が途絶えてしまうことはありませんが、個人事業主は働かなければその日から無収入です。

個人で加入する収入保障保険もありますが、基本サラリーマン対象の保険のようで約2か月の間、びた一文貰うことができないので、個人事業主にとっては全くメリットがありませんので加入していません。

社会的な信頼度についても然りです。

こうして比較すると精神的なストレスを除けばサラリーマンの方が圧倒的に安定した職業でリスクも少ないことがわかります。

私が個人事業主として宅配業を選択したのはあと数年だからで、まだ10年以上稼がなければならない状況だったら、対人ストレスが、、、なんてことを言っている場合ではありませんので、間違えても個人事業主は選択せず、血眼になって少しでも収入を確保できる会社を探していたでしょう。

今はブログ収入をなんとか増やすことと事故をおこさないように宅配業を頑張るだけです。

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