今夏30年間勤めた会社を退職することになりました。
先日から有休消化に入りまして、退職日まで出社はしませんので、一旦はセミリタイアしたことになります。
今回は退職するにあたって、会社で行った手続きや提出した書類について紹介しておきたいと思います。
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目次
会社で行った手続き
最終出社日の2週間ほど前に人事から必要な書類とチェックリストが送られてきました。
以下に行った手続き・提出した書類を紹介します。
住民税の徴収方法に関する書類
住民税は通常、自動車税や固定資産税と同じく一括・分割で支払うものなのですが、サラリーマンの場合は特別徴収といって会社が年間の住民税を12分割して毎月の給料から徴収してくれます。
退職後は特別徴収ではなくなりますので、自分で納税することになります。
これについて、最後の給与で住民税の残りを一括で支払うか、それとも自分で支払うかの選択をする必要があり、これに関する書類が同封されていましたので記入して送り返しました。
私の場合は、自分で支払うを選択しました。
離職票の交付願
離職票の交付を希望するかどうかの書類です。
これは、退職後失業手当(雇用保険の基本手当)を受給する場合、ハローワークに提出しないといけない書類なのですが、すぐに転職する・開業するなど手当の受給予定がない場合は必要のない書類ですのでこれが必要か必要ないかについての書類を会社に提出しました。
私の場合は失業手当を受給する予定ですので『必要』に〇を付けて提出しました。
退職金に関する書類
退職金に関する書類を提出しました。
退職金の受け取り方として、一時金・年金などがあります。
会社で加入していた保険などに関する手続き
会社で団体扱いで加入していたいくつかの保険についても、給与引き落としから口座引き落としに変更する手続きを行いました。
自動車保険などは団体扱いだとかなり安くなっていたのですが、今回の退職でこの特典がなくなってしまいます。結構痛いです。
福利厚生制度のポイント消費
私が勤めていた会社では福利厚生がポイント制で、毎年一定数交付されていたのですが、退職するまでに使い切ってくださいねといった内容が記された紙が同封されていました。
タイミングよく家電製品を購入しましたのでこの購入費用にあてました。
確定拠出年金(企業型DC)からの移管に関するパンフレット
私の会社では企業型の確定拠出年金制度(企業型DC)がありましたので、各種手続きに関するパンフレットが同封されていました。
- 引き続き会社員として転職先の企業型確定拠出年金に加入する場合は移換の手続き
- 転職先で確定初出年金制度がない・当面転職せず失業手当を受給する・開業して自営業者になる場合はイデコ(iDeCoに加入する
以上の二択のどちらかについて、6か月以内に自分で手続きをする必要がありますが、私の場合は失業手当を受給しますのでイデコへの加入となります。
退職後、運営管理機関からハガキが送られてくるそうですので、忘れないようにイデコへの加入手続きをする必要があります。
因みになのですが、私は年金の支払い免除を申請する予定ですので、免除期間中はイデコの拠出ができないため当分の間は運用指図者になります。
免除期間が終わりましたら加入者に変更していくらか拠出していく予定です。
結局免除制度を利用しても年金は半額くらいしか減額されなさそうなので、イデコで満額拠出(失業中の場合は自営業者と同じく68000円が上限で拠出可能)して、所得税・住民税の減額を目指します。
会社から返却されたもの
年金手帳と雇用保険被保険者証を会社から返却されました。
その他、財形貯蓄をしていた場合は解約などの手続きが必要になりますが、私はやっていませんでしたのでこれは問題なしです。
会社に返却するもの
社員証・PC・その他備品など会社から貸与されていたものを返却しました。
これに加えて健康保険カードの返却が必要ですが、退職日までは使えますので退職日が過ぎてから郵送で返却します。
退職後にすること
以上、在職中に行った手続きについて紹介しました。
現在は有休消化中ですので正式な退職日はもう少し先になりますが、退職日が過ぎたら社会保険(国民年金・健康保険・失業保険)や税金の手続きなどが待っています。
実際に手続きをしたら事前に収集していた情報と少し違っていたなんてこともあると思いますので、これらについては後日個別で紹介していきたいと思います。