投資デビューは確定拠出年金
私が勤める会社の退職金制度の一部は、確定出年金制度(企業型DC)になっています。
私の投資デビュー(投資といっていいんでしょうか?)はこの確定拠出年金で、同じような方も多いのではないのでしょうか。
運が良いスタート
会社でこの制度が始まったのが少し遅く、リーマンショック後の日経平均株価が数千円台まで落ち込んでいた時期でした。
今は約2万円台まで回復していますので、制度開始から投資信託商品を買った人たちは皆さんそれなりに利益が出ていると思います。
しかし、全体の30-40%くらいの人は元本確保商品しか購入していないため、運用利益はほぼゼロだと思われます。
私は投資信託商品も買ってそれなりにリターンを得ることができていますが、日本人の多くは投資に対して懐疑的だったり嫌悪感を持っている方がまだまだ多いのだと思います。
(とはいっても、わが社では確定拠出年金の割合が非常に低く、額としては大したことがありませんが、会社によっては退職金の全てをこの確定拠出年金にしているところもあるようですね。)
以前は投資に対してあまり良いイメージがなかった私
そんな私も以前は株式投資にはあまり良いイメージを持たない人でした。バブル時代の成金の人や、崩壊後の悲惨な状況を思い浮かべたり、不労収入ってどうなんだろうとあまり良いイメージを持っていませんした。
しかし、確定拠出年金制度でそれなりの退職金を得るために、しぶしぶ運用を開始しました。すると、時期も手伝って運よくプラスのリターンを得ることができてしまいました。
これに味をしめ、今ではネット証券の口座を開設し、極極少額ではありますが現物商品を保有するまでになってしまいました。
運用スタイル
信託銀行では、リスクヘッジ(いろいろな商品を買ってリスクを軽減しましょうということ)と長期保有(一時的な暴落にも耐えることができる)を推奨していますが、私は一点集中での預け替えをたまに行っています。
(年に2-3回くらいの頻度で預け替えをしています。 )
私の確定拠出年金運用成績
2019.8月時点
リターンは21.7%・初年来運用利回り5.1%です。運用目標を3%にしていますので目標を上回っています。2015年から2018年はアップダウンが激しかった期間ですが、2015年はマイナス・2018年は何とかプラスにできました。
過去3年の運用実績は以下です。
いいのか悪いのかよくわかりませんが、確定拠出年金全体の運用利回り平均の3.1%を上回っていますし、全体のランキングも中の上っぽいのでよしとします。
ただ、ここ2-3年はアップダウンが激しかったので、うまくやれば、もう少し利益を得れたかなとは思います。
しかし、逆にいじくりすぎて大損した可能性もあったので、素人にしては上出来ってことで。
今後は
制度が変わらなければ、あと数年の運用(60歳でゲームオーバー)となります。どうでしょう、信託銀行が勧める通り、あと2年くらい運用したら元本確保商品にひきあげた方がいいかなと思っています。