2020年6月から本格的にセミリタイア実現に向けて準備を進め、2021年の夏に約30年間勤めた会社を退職することになりました。
予定では退職後、リタイア資金を準備してアルバイトなどの時短勤務のみで生活をする予定でしたが、事情によりセミリタイアに向けた資金準備が充分でないまま退職しますので、この先希望通りセミリタイアでアルバイトなど短時間労働になるか、再度就職しフルタイムでの労働になるかについてははっきりしていません。
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しかし、退職後は失業手当(雇用保険の基本手当)を受給する予定ですので、来年の上旬あたりまでは働くことはありません(希望に合った案件が見つかれば別ですが)。
無職のまま迎える来年の確定申告によって決まる今年の所得税や来年の住民税は、今年の退職までの少ない収入と今行っている投資・ブログ運営の収益をもとに課せられることになりますので、できる限り少なくしたいものです。
今回は退職後の節税につながる方法についていくつかピックアップしましたので紹介します。
ふるさと納税
詳しくは別ページで紹介していますのでここでは簡単に紹介しておきます。
こちら
ふるさと納税をすることで、各自治体から返礼品を受け取れる上に納税(厳密には寄付)トータルの額から2000円を差し引いた金額が還付されます。
例えば、6万円のふるさと納税をすれば、各自治体毎に返礼品(還付率が100%を超えるものもあります)がいただける上に、所得税・住民税から6万円マイナス2千円の5万8千円が還付されます。
私は昨年から始めましたが、今年も既に1万5千円ほどふるさと納税をしています。
このふるさと納税は収入額に応じて還付を受けることができる上限額が決まりますので、それを超えてふるさと納税をしても還付対象にはなりません。
退職で収入が減少する今年は昨年に比べると上限額が少なくなりますが、もう少し余裕がありますので期限である年末までに追加でふるさと納税をする予定です。
投資関係
節税にもつながる以下2つの投資について実行します。
イデコ(iDeCo)
勤めていた会社では企業型DC(確定拠出年金)に加入していましたが、退職することでイデコ(iDeCo)に移換することになり、移換後も自分で拠出しながら運用する予定です。
イデコ(iDeCo)の拠出金は全額が所得控除されます。
例えば、退職してこのままアルバイト生活に入ったとして、毎月上限の68000円(年間816000円)を拠出をすれば、年収から816000万円を引いた額に対して税金がかかります。ざっくりですが10万円以上の節税になりますので、かなりお得な制度です。
但し、ご存じない方も多いかもしれませんが、国民年金保険料の免除を受けている期間は加入者としてイデコ(iDeCo)への拠出ができません。
この場合、運用指図者として既に保有している拠出金の中での運用のみになりますのでどちらが得か検討が必要です。
また、当然ですがイデコは60歳になるまで積み立てたお金を受け取ることはできませんのでこちらも注意が必要です。
因みに我が家は国民年金の免除制度が半額になりそうですが、申請せずイデコで拠出を行う予定です。
つみたてNISA
次につみたてNISAです。
こちらはイデコのようなインパクトはありませんが、投資の運用益がでればすべて非課税(投資額40万円/年間上限)になる制度です。
既にNISAの口座は持っていましたが、先日つみたてNISAへの変更手続きを行い少額投資を始めました。
但し、イデコのように元本確保型の商品はありませんので、元本割れのリスクは発生しますがイデコと違っていつでも出し入れ自由です。
ブログ運営に関する必要経費
私は別で運営していますブログで少ないながら収入をいただいています。
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このブログ運営ですが、経費計上が認められていますので、プロバイダー料など通信費・ブログ作業のために購入したパソコンの他、ブログを運営するうえで関連するであろう費用はしっかり把握して来年の確定申告に備えます。
節税は結構インパクト大
当分はブログ運営で収益を確保できるように頑張らないといけないわけですが、イデコのようにかなりの額の節税につながるお得な制度もあります。
収益確保と同じくらい節税にもしっかり取り組んでいきます。